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臨帝ベースに帝人受けprprなことをのたまいます。
挿絵がある本は先にパラーっと挿絵を見ちゃうんですけども303P見て思いましたよね 帝人君それポイしなさいポイ!!って思いましたよね 私は思った。
折り込みのところに明るい画像で載ってるのを見たときは帝人君たらヤンデレた表情しちゃってどうしたの…と思っていーたーらーのですよ。新たな力ってこれだったんですね。再三別ジャンルの友人に新刊あらすじにあった「帝人が手に入れた新たな力」を「新たな力()」って言われましたけど なんか厨二病が別方向にきたな…?
なんかこの303Pの帝人君の表情、今までにないものですよね。11巻まではわりと健全な顔をしていたように思うんですが、12巻で「竜ヶ峰帝人は壊れている」って確定事項になったっぽいからこういう表情をヤスダせんせーも描いてくれたのでしょうかprprお察しかと思いますが壊れた帝人君とかそういうフレーズ大好きですよprprmgmg
ページは戻りますけど201P!!
ヤスダスズヒトせんせーの絵で臨也さんと帝人君の2ショットって初めてじゃないですか?勘違いだったらすみませんヒャッホー!考えてみなくとも臨也さんと帝人君が原作でちゃんと会ってるのって1巻だけなんだなーと思うと色々感慨深いものがあります。脳内や薄い本では頻繁に会ってるどころか同棲しているんですが。
挿絵は一旦さておき。
九十九屋ブログ。第三者から語れる折原臨也とか竜ヶ峰帝人ってすごく好きです。一番好きなのは臨也さんの口から語られる帝人君と帝人君の口から語られる臨也さんですけども。
竜ヶ峰帝人の物語、なんですね。ベースに帝人君がいて、帝人君が蒔いた種をせっせと臨也さんが育ててみたり誰かに踏まれてみたり引っこ抜かれてみたり知らないうちに種を植え付けられたりとかそういう。
帝人君自身はただ純粋に四月の、池袋にきたばかりの頃のダラーズに戻したいというか、きっと帝人君の中で一番楽しかった瞬間なのかなーと思います。だって自分の指先一つでみんなが言うこと聞いちゃったんだよ的な。ちょっと危ない目にも遭ったけど自分の推理通りに話が進んで、最後も自分の思うとおりに幕を下ろせたんだからそらそのときの感動をまた欲しくなると思います。
切り裂き魔事件以降まったく帝人君の思うとおりにいってなかったんじゃないかなー。罪歌編では決着つけたのは杏里ちゃんで、帝人君は杏里ちゃんを助けたかったのに入院しちゃうしたぶんこの段階ではまだ罪歌と杏里ちゃんを結びつけてないですよね。
で、黄巾賊編では主役は正臣なのでわりと正臣ベースで話が進んでるから帝人君がどうしてるのかわかりにくいんですけど、11巻の様子を見るに黄巾賊とブルスクが揉めてるってことがわかってるのは黄巾賊編が終わって以降調べた感じですよね。つまり黄巾賊編でもいまいち何かできなかった。その上正臣いなくなるし。
1巻の最後のほうで臨也さんに対してどんどん進化してみせるって宣言していた帝人君はこの頃まだ健在だと思うんですね。ただ大事な友達二人ともを助けられなかったなーってションモリはしてたと思うん。もっとダラーズの力を強くしなきゃ的な。でも具体的にどうしたものかなーと思っていたら、静雄さんはダラーズやめちゃうしろっちーにダラーズのボス扱いしてもらえないし青葉君は杏里ちゃんを危ない目に遭わせてたのに何もできないし……ってなったらそら自分は弱いんだなって感じるのも無理ない無理ない。だけどそれってきっと最初のダラーズの集会がなかったら単に力及ばずで終わっていた話。一度「できた」ことがあって、そのときに得た達成感を覚えているからこそ弱い自分を排除してやり直せばまた「できる」んじゃないかとどこかで考えてるんでしょうかね。
11巻までは帝人君を壊れた、って思ってるのは善良な男子高校生である帝人君、つまり日常側にいる帝人君しか知らない人間がそう表現していたし臨也さんも「君は最初から変わってないよ!」って断言してるから帝人君は素のままでぶっ飛んでるのかなーと思ってたんですけど、壊れちゃってたんですね。臨也さんはその壊れたところも含めて人間らしく壊れたねって褒めてたんでしょうか。
ただ壊れた壊れてないって何を基準にするかが難しいなとも思うわけで、例えば帝人君は危機管理能力は健在なわけじゃないですか。蘭兄ちゃんとの会話も淡々と上手にこなしていますし、もらった拳銃についても「これは危ないもの」って認識があるんです。今後の展開がどうなるかさっぱどわかりませんが、帝人君は銃の扱い方を調べれば調べるほど自分で撃とうとは思わなくなるんじゃないかなー。音がすごいから耳栓しないといけないし衝撃があるから膂力がないと変なところに弾飛びそうだし、発射残渣とか調べられたらパクられるのは帝人君本人なわけですし。そうなると脅しか誰かを陥れる方面に使うのかなーって。
帝人君はまだ倫理観はあるし怖いものを前にしたときの恐怖心もあるし後輩を大事に(?)しようという思いやりもあるんですよね。そこだけあげると別に壊れてはいないんですけど、帝人君を壊れた扱いするところは自分の価値を一切なくしてしまってるところなんでしょうか。
例えば拳銃を使えば捕まる、というのは倫理的な思考であって、帝人君の中にそれはもちろんあるんですけど、自分が捕まったらどうしようっていうところにちゃんと結びついていないのかもしれないと思ったりラジバンダリ。
本人が弱い自分なら燃やしてなかったことにしてしまおう、と言い出すのであればそれはまあ壊れてるって見なされてもおかしくないわなーなー。
臨也さん曰く『今の彼は、ちょっと怖いよ?』っていうのは壊れた人間だから怖い、ってことですかね。このあたりで臨也さんはものを壊すなとか駒は大事にしろって言われてるんですけど、壊れていないからこそ駒は大事にするのであって、壊れてしまった駒は大事にする価値はないんですよね。
帝人君は自身のことを壊れた駒だとは思ってないでしょうけど、弱い駒だとは認識してる。そして弱い駒は盤上ごと排除すべき、と思っているならきっと帝人君は自分以外の弱い駒も消さないといけないくらいには思ってそう。
ところで。106Pからの臨也さんの帝人君へのラブっぷりに私はニヤけが止まりませんでした。へー仲間のみんなに帝人君のことお気に入りって言ってまわってたんだへーその上で「お気に入りのあの子がすごくって」自慢とかしちゃうんだへーへー!!!
俺のほうが彼の駒になりかねないし、って台詞はすごい言葉だなと思うのです。傍観者になろうとしている自分を引きずり出させる手腕があるかもよって言ってるみたいなものかなと。適当な口八丁かもしれませんが。
で、臨也さんは壊れて堕ちてしまった帝人君を許すと。許すと。許す!!と!!!!何かよくわかりませんが私この許すってフレーズにどうしようもない萌えを覚えたであります。許すってなんかえろいよ臨也さん大丈夫?
臨也さんにとって帝人君は最高のエンターテイメントになってるんだなー。
その結果、もし帝人君が自分ごとダラーズを燃やしちゃって、その後に残るのは壊れた自分だけだったとしても臨也さんは面倒みてあげちゃうんじゃないかな。素敵なショーを見せてくれたお礼だよって。もういいです結婚してください。
あとねーあとね、静雄さんが中坊に絡まれているところで「少年達の外見が明らかに子供っぽかったのが」怒らせなかった原因ってあるらしいですけど、つまり帝人君の童顔は静雄さんにも有効であると……そういう話でよろしいか。
カリスマ性のある青葉にコンプレックスのあるお兄ちゃんたまらんですね その青葉が帝人君に夢中なんだもの、そら興味持つわ。仕方ないわ。黒沼兄弟サンドはどこですか。サンドじゃなくて兄弟丼でも構わん。
12巻がすごく面白くて久しぶりに文庫で一気読みした分、13巻で帝人君の物語が終わっちゃうのが寂しいです。新羅とセルティもどうなるのか…出るのは来年ですかねー。